心のおくりびと
2011 / 12 / 12 ( Mon ) 22:33:00
待ちに待っていたものが、週末届きました

今西乃子さんの最新刊、「心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師」 です


以前に今西さんから、次の新しい作品は「今度は犬猫関係じゃないよー」とは聞いていました。
被災地に取材に行ったとも聞いていたので、震災の話だろうと思ってました。
・・・が、本の主人公が「復元納棺師」とは想像もしていなかったのでタイトルを見てビックリ。
前もってネットで予約していて、週末に届いたのです。

じっくりと読ませてもらいました。
ひなこが「今西さんの新しい本だー、やったー、私読むー!」と言うのを
「ダメ!ママが先!」と奪い返してね(←大人げない)

もーなんというか・・・涙が止まりませんでした。
今西さんが、取材中、眠れない、食べられないといった状態になったというのもわかる。
ほんとに辛い取材だったと思うし、これを書くにはすごく神経を使ったんじゃないかなって思った。
とにかく言葉のひとつひとつがすごく心に残る。ずしんと重いです。

震災の後、いろんなボランティアの方々が被災者の人たちを助けるためにがんばった。
もちろん今もずっとがんばり続けてくれている人たちがたくさんいる。
その中に、復元納棺師という仕事をして、こんなにも被災者の人たちの心を救った人がいたとは。
納棺師という仕事は映画の「おくりびと」を見ていたから知っていたけど。
震災後にボランティアで何百人もの方の遺体を「戻してあげる」ことで、
残された遺族の心を、こんなにも癒していた人がいたなんて・・・

ひなこも私が読んだ後にすぐ読み始めました。そして今日感想を聞いてみました。

「すごく悲しかった。でもすごいなって思った。復元納棺師さんってほんとすごいね。
最初、ママからどんな仕事か聞いた時、死んだ人を触るなんてこわいし絶対自分には
できないって思ったけど、すごく大切な仕事なんだなって思ったよ。
この人にキレイにしてもらった人やその人の家族はほんっとに良かったよね。
この前、ママのおばちゃんのお葬式に行った時のことを思い出しちゃったよ」

そう言いながら、涙目で声が震えちゃってました。
自分は赤ちゃんの時にしか会ったことがないから、伯母のことは全然知らなかったのに
葬儀の時、涙を流しながら一生懸命棺の中の伯母の周りにお花を飾っていたひなこ。
今回、この本を読んで、大切な命と死というものについて、すごく考えさせられたようでした。

ひなこの来年の夏休みの読書感想文はこれかな?

今西さん、またも心にずしんと残る、そしてたくさんのことを教えてくれる
素晴らしい作品をありがとう


最後に、本に書かれていた言葉で、ひなこと私が忘れられない言葉を・・・

「誰にでもどこにいてもできる支援がある。それはこの出来事を忘れずにいること。」
「たとえ、命は消えても、家族の絆は永遠」
「失っても、人は、その思い出とつながって生きていける生きものなのです」

みなさんも是非、読んでみてください

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